末富山口氏講演会終了

先週の土曜日、

京都から山口先生にお越しいただき、第7回講演会が開催されました。

「早稲田」にちなんだオリジナルのお菓子を

今日のためにおつくりいただきました!

それが、こちら。

なんと2種類も!

ひとつは稲の押し印が入った、末富さんらしい御菓子。

もうひとつは水田の広がりを感じる、空間性豊かな御菓子。

デザイン画はこちら。

約100名の受講者全員分ふるまっていただき、全員でごちそうになりました。

講演会は、取材の紹介、山口先生の講演、写真を見ながらの土井先生とのお話、

最後にコメンテーターからの質問、

みなさんの心には、どのお話が残りましたでしょうか?

京菓子が菓子と菓子店の売買関係ではなく、

茶会の主人をかませた三角関係であること。

もてなしは、もてなす側の問題だけではなく、

もてなされる側の知や感性なくしては成立しないこと。

そこに御菓子とスイーツの違いがあるのだということ。

また個人的には、色の美学について、ヒントをいただけたのもうれしい収穫でした。


(色重ねの説明をされている山口先生)

また講演会後は、第4回講演会講師の水谷さんのところ(鮨水谷)にお邪魔いたしました。

水谷さんのお鮨を前に、こんな貴重なスリーショットをいただきました。

安保の頃の銀座のお話や、京都の食文化の影の立役者・・・といった貴重なお話が飛び出し、勉強になった夜でした。

さて、次回は、民藝をテーマに日本民藝館の杉山先生にお話しいただくことになっております。どうぞお楽しみに。

山本

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