銀シャリ屋ゲコ亭取材記録

こんにちは。山本です。

大変遅くなりましたが、銀シャリ屋ゲコ亭村嶋孟(むらしまつとむ)先生の取材記録です。

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銀シャリ屋ゲコ亭は、大阪・堺市にあります。

以前からゲコ亭に関心があったという松野さん(学生質問者、複合文化論系4年)と、福島くん(学生質問者、複合文化論系2年)の3名でお邪魔いたしました。

この日、わたしたちは早朝東京を発ちましたが、土井先生はその早朝、しかも3時くらいからすでにお店でスタンバイされ、取材されていました。わたしたちは、(そんなお疲れにちがいない)土井先生と合流です。

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早速、ごはんをいただきます。

たくさん並んでいる小鉢を好きな分だけお盆にのせていくシステムです。

↓ 山本チョイス。

ご飯の銘柄はササニシキです。

以前はコシヒカリでしたが、もちもちとしたコシヒカリでなく、

ややさっぱりしたコシヒカリに、人々はそろそろ移行するのでは・・・という

村嶋先生の読みゆえの、変更だそうです。

土井先生がいつもおっしゃっている、ごはんは「おいしすぎて」はいけない、

おかずとのバランスというものがある・・・という言葉が想起されます。

村嶋先生のお話は、ご飯に関する技術論よりもむしろ、

戦争のお話、生き抜くこと、食べることに対する姿勢に関するものが多かったように思います。

「銀シャリ」「ご飯」「米」・・・こうした言葉の使い方にもとても敏感でした。

銀シャリという言葉には、白いご飯を食べられるということに対する最大級の喜びがこめられています。

そういえば、私事ですが4年前に他界した私の祖母は、雑穀を決して食べない人でした。

一時雑穀がブームになったときも、

せっかく白いお米が食べられるのに、雑穀なんて絶対に食べないと言い張っていました。

祖母も戦争を経験しています。

あと家族でこのお店を切り盛りされていることもあり、

家族や奥さまをいかに大事にされているかも伝わってきました。

おみやげもたくさんいただきました。

その中に、宝物のようなおにぎりが。。

炊きたてをいただいたときもおいしかったですが、

このおこげのはいったおにぎり、時間が経って冷めてから食べたにもかかわらず美味しいこのおにぎりには本当に驚きました。

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講演会では、豪快かつ愉快にお話しくださった村嶋先生。

本当にお世話になりました。

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