講演会第二弾

こんにちは、山本です。

食文化のかたちをみちびく講演会シリーズ第2回(5月)

にお越しいただく講演者の方が決定いたしました。

浅草橋にあります老舗の佃煮店 鮒佐さんのご主人です。

先日、私と土井先生、研究会メンバーの島崎さんの三人で

鮒佐さんのお店と仕事場にお邪魔して参りました。

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まず店構えの美しさに感動し、

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次に仕事場の綺麗さに感動しました。

また、食して感動したことは言うまでもありません。

佃煮の始まりは安政5年(1858年)、
青柳才助が佃島漁民の雑魚の塩煮にしたのが最初でした。

鮒佐さんは、文久3年(1862年)に創業され、
佃煮を塩煮から醤油で煮るものに改良し、
現在の佃煮の原型を作られたのだそうです。

そして現在の鮒佐さんの佃煮ですが、
味もさることながら、包みも大変美しいです。

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この外装を解きますと、

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次の包みがあらわれます。

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さらにこれを解くと、箱が登場します。

包み紙は

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このまま額に入れたいような美しいものです。

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中には、海老、牛蒡、浅利、昆布、アミがこんなにも美しく詰められています。
機会がございましたら皆様にも是非食べて味わっていただきたいです。

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鮒佐さんのご講演は

5月8日(土)16:30~18:00

第1回と同じく、早稲田大学戸山キャンパス33-2号館2階第一会議室で
開催されます。

是非、お越しください。

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講師:大野佐吉氏(株式会社「鮒佐」代表取締役)

「食文化のかたちをみちびく講演会」シリーズ第2回
テーマ:伝統食品

日時:5月8日(土)16:30~18:00
場所:早稲田大学戸山キャンパス33-2号館2階第一会議室
   (東京都新宿区戸山1-24-1、地下鉄東西線早稲田駅徒歩3分)

コメンテーター:土井善晴(おいしいもの研究所) 酒井紀幸(本学文学学術院教授)
学生質問者:島崎令子(本学第一文学部フランス文学専修)
司会:山本恵子(本学文学学術院助教)

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